【英語】アルクの通訳トレーニング入門

実は私、学生の頃は将来通訳か翻訳を仕事にしたいと思っていました。高校生で大学の学部を決める時、英語を専門に勉強する学部に少し惹かれはしたものの、「英語はツールである」、「まず専門とする分野があって、英語もできるのが理想」という考え方から当時好きな科目だった化学の学部に入学しました。(残念ながら、化学の成績が良かったわけではありません)

大学、大学院と進学し、幸運にも化学メーカーの研究員になることが出来たのですが、仕事で英語に関わる機会はほとんどありませんでした。最近、工場に異動となってしまったので、もともと英語を仕事で使う機会が少なかったのに、さらに無くなってしまいました。

そんな中、仕事で英語をしっかりと身に付けたい、使いこなしたいという気持ちが強まっており、定年後は化学方面の通訳に挑戦してみたいと考えるようになりました。

土日で通うことを考えて、京都で通訳の学校であるインタースクールの体験授業を受けてみたのですが、2018年4月から山口県に単身赴任で異動してしまったことと、工場の仕事は土曜日も勤務が入ることがあるため、通訳の学校へ通うことは難しくなってしまいました。そんな中、アルクから通信教育という形で通訳の勉強ができる「通訳トレーニング入門」という講座があることを知り、受講してみました。

一般的に通訳の学校に通うためにはある程度の英語のレベルが要求されます。例えばインタースクールの通訳翻訳コースだとTOEIC700点程度以上、会議通訳コースだとTOEIC900点程度以上を目安としており、すでに基礎的な英語の勉強が出来ていることがスタートの時点で要求されます。

これに対してアルクの「通訳トレーニング入門」はTOEIC550点以上、英検2級以上を受講開始レベルとしており、通訳のスクールと比べると気軽に始められる印象でした。

講座の内容

講座は4冊のテキストを使用して学習します。学習内容はビジネス上の挨拶・留守番電話の伝言・道案内・状況説明などの内容のリスニング・音読・リピーティングから、通訳のトレーニングであるシャドーイング・スラッシュリーディング・サイトトランスレーション・サマライゼーション・メモ取りなどを行っていきます。一通り通訳の訓練法を体験できる内容となっています。

登場する英文は難しすぎることはありませんが、瞬時に英語→日本語・日本語→英語に通訳していくとなると大変です。私は受講開始レベルとされているTOEIC550点よりは大分高い点数を取得していますが、簡単とは思えませんでした。TOEIC730点や英検準1級レベルはないと上手く学習できないのではないでしょうか。

4冊目のテキストでは難易度がさらに高くなり、工場案内やプレゼンテーション、日常の会話をどんどん通訳していく内容になります。なんとか学習を終えて最終試験の課題を終えることができましたが、4冊目の学習状況は正直ボロボロでした。

講座の効果

この講座を終えて日本語⇔英語の瞬間的な通訳・言い換えをする訓練をすることができましたので、英語で会話をする力が身に付いたと感じました。先日海外の工場から研修に来られた方がいたのですが、英語で自社の製品の説明をしたり、他の方の日本語の説明を簡単な英語に通訳して伝えることができましたので、講座の効果は確実にあったと思います。3冊目・4冊目は学習時間をあまり取ることができず、急いで終わらせてしまったので、もう一度復習をしてしっかりと内容を身に付けたいと思っています。

この講座は、通訳の勉強を始めて見たい方・英語を話す力を身に付けたい方にオススメできると思います。

今回ご紹介した教材です。

コメントを残す