英語の実力を測るメジャーとしてよく使用されているのが、TOEICのスコアではないでしょうか。会社員であれば採用・昇進・異動にもTOEICのスコアを求められることが最近は多くなっており、日本ではもっとも有名が英語の試験になっていると思います。
TOEICは10~990点のスコアがつく試験で、もちろん990点に近い方が英語の実力が「ある」と見なされます。私もTOEICの点数が500点くらいの時に、730点くらいになると英語がかなり出来てビジネス会話も用意で、800~900点くらいになるとネイティブ並みにペラペラなんだろうなと思っていました。
しかしその後600点、730点、850点と点数をあげていっても、自分が理想としていた「英語が話せる」とはほど遠く、簡単な内容さえも瞬時に英語が出てこず、現在形や過去形もごちゃ混ぜで文法的に正しい英語を会話で組み立てられない状態でした。
当然TOEICの点数が高い方が文法や単語の力はついているはずなので、英語の文章を読んだり、英語のアナウンスを聞いた時の理解力は上がっていると思います。しかし「英語を話す」という部分については、話すための練習をしていたわけではないので、残念ながら「英語が話せないのにただTOEICの点数が高くなった人」になっただけでした。
考えてみればTOEICは読む・聞く内容を点数にしているテストですから、会話力がある・無いが測れるテストではないので当たり前の事なのですが、当時はTOEICの高得点がとれさえすれば英語がペラペラになっているという幻想がありました。本当は「英語ができる人→TOEICのスコアも高得点」となっているはずが、「TOEICのスコアが高得点→英語ができる人」という勘違いになってしまっていたのだと思います。
最近は英語を話すためには「瞬間英作文」のトレーニングが有効でることを知り、勉強を始めたため、今は少しずつ会話力が身に付いてきていると思います。
勉強には目標が無いと続けられないため、「TOEIC○○○点目標」とするのは学習の継続には有効だと思いますが、英語を話す・使いこなす・身に付けることを目的とするのであれば、会話のための勉強も同時に進めないといつまでも英語を習得できずに時間だけが経過してしまう可能性があります。
